待機児童を0にするために、短時間労働&幼稚園利用のススメ#taikijidou0challenge

今日は待機児童問題について考えてみました。

母親が外で仕事をしたくても、子供を預かってくれる保育園へ入れないー待機児童問題を解消するきっかけとするべく双子のパパYuichiさんが始められた待機児童0チャレンジへの記事となります。

バトンは回ってきておりませんがw、自分の思ったことを記事にしたかったので参加しま~す!

私には6歳と2歳の子供がおり、長男が2歳の時からパートタイムで働いているので、保育園問題に一度は直面した立場です。その経験を踏まえて思ったことを書いてみたいと思います。


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待機児童はどうしたら解消できる?

長期的ビジョンは投票して世の中を変えること

待機児童を解消するために長期的なビジョンといいますか、まぁ正攻法でいくならば選挙で政治家を選び世の中を変えるということです。

成人すれば投票する権利があります。

誰に投票したって結局同じようなものだから投票にはいかないという人の声を良く聞きますが、こういうことを言ってるだけで投票行動をしない人は世の中を変えるチャンスを逸していると思います。

若い世代が投票して、待機児童解消に有利な政策を実施してくれる政治家を選び彼らがこの問題を解決してもらう…改善すべきは保育園の数を増やすことと保育士さんの待遇改善ーこれが理想ですが、ここまで来るのを待つのには時間がかかりすぎます

即効性のある待機児童解消法は地方への移住!

「なごみや」の諭吉さんが待機児童問題の記事で書かれていた地方移住論

本当に今すぐ保育園に入れたいのであればこれが一番手っ取り早いでしょう。

子供の教育のために3度住居を移したした孟子の母のように、子供の保育所のために移住するという考え方があってもいいと私は思います。

まぁでも今の仕事を辞めずに地方へ自由に移住できるひとなんて限られた人なのであまり現実的でないかもしれません。

そこで私がおすすめするのは「短時間労働」で就労し保育園ではなく幼稚園や一時預かり施設に入る方法です。


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私の体験談

面接に行きたくても子供を預ける場所がない!

私が今の仕事に就いたのは長男が2歳のときでした。彼を出産するタイミングで前職を辞めたものの、家でずっといるよりは働くことが好きなので、いつかまた働きたいと思っていました。

で長男が2歳の時、主人が転職して収入が減ったので私も働いた方がいいよな~って空気になり、職を探しました。

2歳の子供のいる私を雇ってくれる会社を探すことは困難であることを覚悟のうえ、勤務時間がフルタイムでもパートでもなんでもいいのでとにかく探しました。

職探しと並行して長男の保育園へ入所する手続きをしに、市役所へ行きました。
面接に行く間長男を預けないといけないので一刻も早く預け先を決めたかったのです。

ですが思わぬ壁に阻まれます。待機児童問題を語る際によくでてくる話です。

自治体によって多少の差異があるかもしれませんが、保育園はポイントの多い順に入所できます。

たとえば週5日フルタイム勤務の方の場合だいたい50ポイントくらい。これより勤務時間や日数の少ない人は当然ポイントが減ります。

この当時の私のような仕事を探している人のポイントは…なんとたったの8ポイント

はっきり言って職が決まらない限り保育所に入ることはほぼ無理でしょう。

私の場合、義母や母が近くにいるので彼女たちにお願いして長男を預けている間に就職活動をし、無事今の職場で働くことができました。

だけど私のように親が近くにいて頼れるひとばかりではないでしょう。
その場合仕事を探す段階で子供を預ける場所がないので、そもそも職探しをすることから大変なんです。

 

職は決まったけどやっぱり保育園には入れず…

私は特にフルタイムとかパートとかしばりは作らず、自宅から近いことや子供の急な病気でも休ませてもらえることを優先して職探しをした結果

週3日勤務(9時~17時)

自宅から徒歩15分

事務職で同僚の事務員同士で勤務日を交代できるので子供が病気の時も変わってもらえるというめっちゃラッキーな職場で働くことができました。

仕事は決まりましたが保育園は相変わらず順番が回ってこず待機状態

引き続き入園希望のままでもよかったのですが、母と義母の協力を得られたこともあり長男が幼稚園に入るまでは、私が仕事の日は保育園ではなく一時預かりの施設を利用しその送り迎えを母と義母にお願いしていました。

そしてその感覚の延長線上で、長男は保育園ではなく現在も幼稚園に通っています

因みに長男が通っている幼稚園は認定こども園です。

認定こども園とは…

教育・保育を一体的に行う施設で、いわば幼稚園と保育所の両方の良さを併せ持っている施設です。以下の機能を備え、認定基準を満たす施設は、都道府県等から認定を受けることが出来ます。http://www.youho.go.jp/gaiyo.htmlより引用

保育園の方に通っている子供の両親が働いていることはもちろんですが、幼稚園に通っている子供のお母さんたちも働いている割合が高いです。

フルタイム勤務の方は保育園を利用し、私のように非フルタイム(私も勤務時間的にはフルタイムですが、勤務日数が少ないので便宜上そう呼びます)の人は幼稚園に入り仕事で帰りが遅くなる日、バスの時間よりも早めに出勤する必要があるときは、事前に申し込みをすれば幼稚園内の一時預かり制度を利用できます。

参考記事:我が家の幼稚園選びのポイント!ワーキングマザーでも幼稚園はアリです!

 

我が家の現在はこんな感じ

長男の幼稚園は交代で送り迎えしています。

行き:朝のバスの見送りは主人(自営業で時間に融通が利く)か私(仕事が休みの日)
帰り:バスは母(仕事が休みの日)か義母、あるいは預かりクラスに長男を預け私が仕事終わりに迎えに行く

因みに未就園児の二男は週に1日預かり保育に行く以外は母か義母が交互で面倒をみてもらってます。

うちの場合は母と義母の力をかなり借りていますが、こういう家庭でなくても預かりクラスをフル活用して幼稚園に通っているワーキングマザーもたくさんいます。

 

未就園児は一時預かりの施設を

また幼稚園に入る年齢に満たない場合でも一時預かりを実施している施設があると思うのでそういった場所を利用するのも一つの方法です。

とはいえこの一時預かりも今は定員がいっぱいなことが多いでしょう。

長男の時も私の仕事の日に入れない場合があると困るので、私は3か所の施設に預かり登録をしていて第一希望の施設が無理だったらその次の場所に…という風にしていました。

結論:非フルタイムで働くことで待機児童問題を乗り越えられるご家庭もあるのでは?

私の経験談を長々と書いてしまいましたが、私の言いたかったことは

これから働く職場がすでに決まっていて、勤務条件が週5のフルタイムならばやはり保育園が最適でしょう。

しかし今から職探しする方は、週5フルタイムよりも時間や曜日が短めの仕事を探してみてはどうでしょうか?

そんな都合のいい勤務先あるか~って声が聞こえてきそうですが、私もかつてはそう思っていたけど、根気強くハローワークに通いつめやっとの思いで見つけました。

私の場合時間的にはフルタイムですが、平日の休みが2日あるので銀行にも役所にも行けるし、曜日が合えば子供の参観も幼稚園の親睦会もママ友とのランチ会だって参加できます。

仕事を通して子供やママ友以外のコミュニティを持ちつつ自分の自由時間もある(まぁ二男が幼稚園に入るまでは自由はあまりありませんが…)こういう働き方が気に入っていますし、こういう働き方をする人が保育園の待機児童を減らすことにもつながるのではないのかなぁと思います。

azukarihoiku

預かり保育時代のお芋ほり遠足、非フルタイムなので休みが合えば遠足にも参加できます。

 

次にバトンを回す方!

私が大好きで尊敬してやまない方たちにバトンを受け取っていただきました^^

一人目!「ブログマーケッターJUNICHI」の松原潤一さん!
潤一さんのブログは私にとって教科書のような存在で、めっちゃわかりやすいのにめっちゃ面白い。私の暇な時間はゲームしてるか潤一さんの記事を片っ端から読み返していることが多いwそれくらい好きなブログです。
またプライベートでは娘さんがいらっしゃるパパでもあるので、松原さんの意見を聞いてみたいです。

二人目!「さとちゃんの湘南茅ヶ崎ぐらし」のさとちゃんこと佐藤麻子さん!
さとちゃんはよく子育て問題を記事にする際「子供を産んでも育ててもいませんが…」という風にへりくだった言い方をされますが、「結婚・出産・育児」のカテゴリには子育て中のママを思いやった記事がたくさん書かれていています。
たぶん彼女の他者を思いやる想像力のなせる業でしょう。そんなさとちゃんの記事も読んでみたいのでお願いしました。

この企画に賛同する記事がたくさん集まって、世の中の流れが変わり待機児童問題で苦労する人たちが少しでも減ることを願ってます。

おしまい。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    浜田 綾

    ライター/コピーライター/エッセイスト 1981年生まれ 大阪府高槻市在住 企業で10年間ビジネス文書の作成に携わる。 同年7月電子書籍「ペコのプチエッセイ」を出版。 編集者、コピーライターとして活動の幅を拡大中。 幻冬舎・箕輪厚介氏主催の箕輪編集室にて「嫌われ者たちのリレー式コンテンツ会議」の編集リーダーを務める。2017年6月に「コトバノ」という屋号でフリーランスとして開業。