ママから離れない!2歳児が預かり保育に慣れるまで効果があった3つのこと

我が子を幼稚園や保育園に子供を預ける時、一定の割合で

ママから離れない、離れる際に激しく拒否反応を示す子どもがいます。

我が家の次男(2歳)もそうです。

 

同じように悩むママに少しでもお役に立てればと思い経験談として、ママから離れない次男が笑顔で「行ってきます」を言えるようになるまでに、試したこと2つと本当に効果があったこと3つご紹介しします。

 


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我が家の2歳児次男、ママから離れない!人見知りが超激しい!

説明しよう、どれほど次男が人見知りなのか

うちの次男、2歳児です。

junior

2013年生まれなので、もうすぐ3歳になります。

彼はもんのすごい人見知りが激しいです。

ついでにいうと場所見知りも激しいです。

 

家族で泊りがけで行くと、まず知らない部屋に入るだけで泣きます。お風呂に入るときもいつもと違う場所なので大号泣です。

 

私がskypeでおしゃべりしてた時も一瞬画面をのぞきに現れましたが、画面上の見知らぬ人を見てささーっと消えていきました。どうやらバーチャルでも人見知りしてるようです。

 

よってママである私、主人にべったりで離れないタイプです。

 

2歳児の次男を預かり保育に入れることを決めた理由

私は週に3日パートで仕事に行っています。

保育所に入れるほど長時間働いていないので、私が仕事の時はうちの母か義母、主人(個人事業主)が交互で子どもの面倒を見てくれています。

15時ごろになれば長男が学校から帰ってきます。

近所には子供がたくさんいるので夕方は次男もそこに交じって思いっきり外遊びができます。

 

次男を預かってもらってるだけで本当に感謝の気持ちでいっぱいなので、こういうことを言ってはいけないのですが、だけど日中母や義母と一緒だと…

  • どうしてもテレビを見る時間が長くなること
  • おそらくお菓子を食べすぎていること

この辺が気になるところです。

 

また

  • 次男にもコミュニティ経験があってもいいかなと思ったこと
  • 私も自分が仕事が休みの日に少し一人の時間が欲しいこと

そういう理由もあり、今年の4月から週に2日、預かり保育に数時間通わせてみることにしました。

 

長男もかつて同じ場所でお世話になったので先生や設備に対する心配はありません。

とはいえ人見知りの激しい次男を預けるのです。

慣れるのが容易でないことはもちろん予想していました。

だけど…預かり保育の初日の彼の姿は私の予想を遥かに超えていました。

 

ママから離れられない…大号泣の次男、自責の念に駆られる私

預かり保育初日、大号泣の次男

預かり保育の初日、着いて早々

次男
いやぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

これから預けることなどまだ何も言ってないのに早くも泣き叫ぶ次男。
初日なので入口で名札をもらいます。

服につけようとすると

次男
いやぁーーー、まま、これとってーーーー
激しく泣き叫び、名札を取り外そうと洋服が引きちぎれんばかりに引っ張りました。

 

先生
お母さん、危ないので名札は背中につけましょう
慣れた手つきで先生が名札を背中につけました。

名札が背中についてます↓
papa-junior

次男のようにママから離れない子、泣いている子、名札を嫌がる子どもはほかにもいましたが、次男の泣く声が一番大きく聞こえました。

 

泣き叫ぶ次男は引きはがされるようにして先生に抱っこして部屋の中に連れて行かれました。

予想を超えた次男の号泣っぷりに私は言葉を失いボーぜんとしました。

 

迎えの時間、ガラス越しに私を見つけた次男は、涙か鼻水かもわからない汁まみれでワンワン泣いていました。泣くというより、叫ぶ感じ。

次男が戻ってきて開口一番

次男
 まま、おうちかえるーーー
次男
 まま、がっこ(抱っこ)ーー
次男
 まま、まま、ままぁーーー

 

ずっとそんな感じで泣き叫び、家に帰ると泣きつかれて寝ていました。

 

2回目以降も離れない、激しく抵抗する次男

初回がこんな感じだったので、当然次からも激しく抵抗します。

2歳とはいえ、自分がこれから預けに連れて行かれることがちゃんとわかってるんです。

2回目以降はもう家を出る瞬間から、カバンを見た瞬間から泣きます。

次男
 いやーーーー、いかないーーー、○○ちゃんいかないーーー

 

靴を履くのも嫌、

家から出るのも嫌、

自転車に乗るのも嫌。

 

次男はすべてのことに小さな体で全力で抵抗しました。

 

心を鬼にして嫌がる次男を自転車に乗せ、送り届けます。

預ける瞬間も号泣、

迎えに行くときも大号泣、

そして家路に着き泣きつかれてコテンと眠る。

 

しばらくそれの繰り返しでした。

 

そうするうちに私は自責の念に駆られるようになりました。

 

保育園に預けないといけないほど長く働いているわけじゃありません。

母や義母、主人、面倒を見てくれる人はいるんです。

次男のためと思って預けたけど、まだ2歳。これは単に私のエゴなんじゃないか?

あと1年待てば幼稚園に行くんだから、自分の時間なんてそしたらもっと持てるんだから待ってあげたらよかったんじゃないか?

 

考え出すとすごく苦しくなって、次男を見送ったあとちょっと泣いてしまった時もありました。

 

ママから離れられない2歳児対策、試してみたこと2つ

ママから離れない次男、苦しい私。

毎回同じことの繰り返しではお互いしんどいままです。

少しでも解決したくて対策を考えました。

 

対策その1)預ける場所の説明をする

少し言葉の発達が遅めの次男。

だからというわけではないのですが、思えば預かり保育のことについてきちんと話をしてませんでした。

 

長男もお世話になっていたので…

私にとっては馴染みの場所でも次男にとっては未知の場所。

ママから離れないといけない怖い場所。

そんな風に思ってる気持ちを少しでも変えてあげたかったんです。

 

長男が通っていた時の写真があるので、写真を見せながら

これ誰かな?
次男
あっ、これにいに!
にいに楽しそうだねー、水遊びしてるね。公園も行くんやって。楽しそうやんね。
○○ちゃんも、いちごさん(次男のクラス、いちご組なので)行ったら楽しいよ。また行こうね。

 

と言ったとたん

 

次男
 いやーーーー、いかないーーー、○○ちゃんいかないーーーーーーーー

 

写真はくしゃくしゃにして投げ捨てられました。

 

対策その2)ご褒美作戦

邪道とは思いつつもご褒美で釣る作戦です。

 

良くないのはわかってます。

だけど毎回毎回ぎゃんぎゃん泣かれるのも辛いんです。

 

今日はおやつホットケーキにしようね。
お家帰ったら(仮面ライダー)ゴースト見ようね。
いちごさん終わったらお菓子買いに行こうか?

 

ありとあらゆる誘惑を並べました。

だけど「いちご」の言葉を口にしたとたん

次男
 いやーーーー、いちご、いかないーーー

 

「いちご組」の言葉自体がNGワードになってしまっていました。


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なぜ離れられないのか、離れたくないのか、次男の言葉で気づく

預かり保育から帰ってきたある日、お決まりのように泣き疲れて寝る次男を見ながら思いました。

 

「やっぱり、あと1年待てばよかったんじゃないか?」

「こんなに泣かせてまで預ける必要なんかあるんだろうか?」

 

そんなことを考えているうちに、私も一緒に眠ってしまい…数時間後。

次男
ままぁ…

 

次男が先に目が覚めていたようです。
目が合った瞬間、満面の笑みで

 

次男
 ままぁ、だいしゅき

 

と一言。

 

 

 

 

なんて可愛いやつなんだー!

 

なんて可愛いやつなんだーー!!

 

なんて可愛いやつなんだーーー!!!

 

とっても大事なことなので3回言いました。
キュンキュンしたのと同時にはっとしました。

 

次男は、この子はただ不安だったんだ。

ママである私、パパである旦那のことが大好きだから、離れるのが不安で仕方なかったから泣いていたんだ。

 

めちゃくちゃ簡単なことなのにどうして今まで気づかなかったんだろう。

答えは驚くほどとっても簡単でした。

 

ママから離れない2歳児対策、効果があったこと3つ

次男を預ける時ママやパパが大好きだから、離れるのが人一倍不安だから激しく泣いていたんだということがわかりました。

それがわかればするべきことは決まってます。

 

効果があったことその1)たくさん抱きしめる

あまりに次男は激しく泣くので、ついつい私も身構えていました。

その空気が伝わっていたんだと思います。

まだ2歳の子供。不安で離れられないのは全然普通のことなのに。

だから預ける前に、ぎゅーっと思いっきり抱きしめて

 

ママちゃんと迎えに来るからね。お友達と遊んでおいで。

 

ちゃんと目を見て話しかけました。

もちろん最初は

次男
 いやーーーー、いちご、いかないーーー

といつもの調子です。

 

迎えの来た時も思いっきり抱きしめました。

おかえり!頑張ったね!楽しかったね^^

ちょっと大げさなくらい強く抱きしめて話しかけました。

 

 

次男と私。お迎えにて。↓
peko-junior-dakko

 

これを繰り返すうちに不思議なくらい次男は泣く回数が減りました。

 

 

効果があったことその2)言葉にしてたくさん愛情を伝える

次男に「大好き」って言われたとき、私も全力で「ままも大好きー」って応えました!

人見知りが激しくてママと離れないところはあるけど、それは対外的なこと。

家の中ではやんちゃで暴れん坊だけど、愛嬌があってかわいらしく、長男にひっついて遊んでいるのでそういう意味では手のかからない子なんです。

それに甘えて忘れていたんだと思います。「大好きだよ」ってちゃんと伝えることを。

 

長男も次男も等しく可愛いけど、やっぱりついつい心配してしまうのは最初の子供、長男のことが多いです。

このブログでも子育ての話を書いてますが、振り返れば長男の話が圧倒的に多い^^;

だから意識してたくさん「大好き」っていうことを心がけました。

 

思ってることを口に出さないと何もしないのと一緒です。

これは夫婦生活においても言えることだと思うけど…。

 

そうしたら、名札もちゃんと前につけて、帽子もかぶって、泣かずに行けるようになりました!

笑顔で「行ってきます」まで言えるようになるというオマケまでついて!

junior-eyechatch

 

効果があったことその3)辛い気持ちを隠さない、ママ友をや頼れる人に話を聞いてもらう

最後はママである私に効果があったこと。

 

長男は人見知りしない子で、「ママから離れない経験」をしてこなかったので今回の出来事は結構こたえました。

だけど同じ体験をしたことのあるママ友がすごく気にかけてくれて、話を聞いてもらってすごく気持ちが楽になりました。

次男がお迎えの時に初めて泣かずに帰って着た日。

「○○ちゃん、やったねー、急成長やんね」って自分のことのように喜んでくれました。

決定的瞬間を激写してくれました↓
nakazuni

 

ママ友関係はトラブルになってしまうと消耗することもありますが、本音で喋れる人に出会えたらこんなに頼もしくて、心が救われることはありません!

辛い気持ちを隠さずに、信頼しているママ友、旦那さんでもいいのでとにかく話を聞いてもらいましょう。

 

まとめ:ママから離れないのは=不安=大好きの印!

ママから離れられない我が家の2歳児、次男を例にどうすれば泣かずに預かり保育に行けるようになるのか体験談をご紹介しました。

 

ママから離れなくて、激しく抵抗するのは、たくさん泣いているのは、それだけママやパパのことが大好きだっていうこと!

不安な気持ちはそのまま、ママやパパが大好きな証なんです。

 

その気持ちをを受け止めて、たくさん抱きしめて、たくさん大好きって言ってあげるといいのかもしれません。

この記事が、私と同じように自分を責めてしまうママのお役に少しでも立てれば幸いです^^

 

 

おしまい

 


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2 件のコメント

  • ブログ、拝読しました。
    もうすぐ3歳になる私の次女が、週に1回のプレ幼稚園で毎回一人だけ大号泣で、私の方が心折れそうになり、いろいろ検索してこちらのブログに辿り着きました。
    うちもペコさんの次男くんと同じで赤ちゃんの頃から人見知り、場所見知りが激しく、それに加えて同じくらいの年頃の子供が苦手で、園でも二時間ほとんど泣いていることもあるそうで。。。
    11月から給食が始まり保育時間も長くなるので、もうやめてしまおうか、いや、ここまで来たのだから続けるべきか、日々悩んでおります(>_<)
    うちの次女も私にだいしゅき!とよく言ってくれるので、明日からは私も全力でそれに応えるようにしたいと思います!
    一つ一つのエピソードが本当に共感できるものばかりで、ついコメントを残したくなってしまいました。
    お忙しい中申し訳ありません。
    あまりに泣いて幼稚園を嫌がる姿や、同世代の子供に異常な警戒心を持つ次女に、育て方が悪かったんだろうか、何か発達障害などを絡んでいるのだろうかと私の方が不安定でしたので、明日からもっと堂々と次女を受け入れてあげようと思います。
    素敵な記事をありがとうございました(*´∀`)

    • ののもんさん、心温まるコメントいただきありがとうございました^^
      ののもんさんの下のお子さんも、うちの次男と似ているのですね。
      お気持ち痛いほどわかります。

      ののもんさんちがどうかはわかりませんが、我が家の場合上の子が優等生の出木杉くんなので、そこと比べると差がありすぎて面食らうことの連続でした。
      でもだんだんわかってきました。
      この子にはこの子のペースがあるのだ、ということが。
      ののもんさんちのお子さんもきっとそうではないかと。

      私は発育相談ができたり、カウンセラーではありませんから、きちんとしたお答えができているかどうかわかりませんが、その上で思ったことを書きますね。

      次女さんがプレ幼稚園では皆の輪に参加できなくても、家に帰って習って来た歌を歌っているとか、「こんなことしたよ」とかお話してくれるのであれば、それはたぶん本当に行くのがいやなのではないと思います。
      新しい環境に適応するのに人一倍時間がかかっているだけかもしれません。うちの子はまさにこういうタイプだったので。
      ですからこういうサインがあれば、大丈夫だと私は思っています。

      次男も最後まで預かり保育に行っているときは全然皆の輪に入らないし、卒業式のようなイベントの時も一人だけ床に寝そべって全く我関せずでした(笑)
      ちなみに幼稚園も最初はひどく嫌がりましたし、制服を嫌がり今でも私服登園を貫いていますし、運動会も先生の補助があってやっとこさ参加できました。この調子がたぶん続くと思います。

      ちなみにブログとは別媒体で書いているエッセイです。
      次男は相変わらずのマイペースぶりです。
      https://note.mu/harapekokazoku/n/neb53389e1164

      もちろん発達障害かどうかは調べてみないとわかりませんし、そうであれば適切な支援が必要ですよね。
      うちの次男も相当な頑固者なので、発達障害の可能性もあるかもしれません。だけど私の場合幸い夫が育児に協力的ですし、母や義母の助けも受けられます。
      本人も今の時点では周りについていけなくてしんどそうだ、とまでは感じないので当面検査をうけるつもりはありません。
      私が心配しすぎず、どんと構える方が大事だと感じているからです。
      でもこれがなかなか難しいのですけどね^^;

      長々と返信すみませんでした。
      こちらこそ、うれしいコメントをありがとうございました^^

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    ABOUTこの記事をかいた人

    浜田 綾

    ライター/コピーライター/エッセイスト 1981年生まれ 大阪府高槻市在住 企業で10年間ビジネス文書の作成に携わる。 同年7月電子書籍「ペコのプチエッセイ」を出版。 編集者、コピーライターとして活動の幅を拡大中。 幻冬舎・箕輪厚介氏主催の箕輪編集室にて「嫌われ者たちのリレー式コンテンツ会議」の編集リーダーを務める。2017年6月に「コトバノ」という屋号でフリーランスとして開業。