運動会 イズ エンターテインメント

運動会

 

今日は長男(小1)の運動会でした。

 

先生の「順延したくない!」という必死の願いが伝わってくる、「天気があやしいときのプラグラム」が活かされることなく、昨日は中止。

 

 

長男も恨み節。

 

 

1日経って本日は晴天なり!絶好の運動会日和!

 

運動会…、結論から言うと…

最高!

 

運動会って最高のエンターテインメント!それをひしひしと実感した1日でした。

 


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オーディエンスは神様だ!サービス精神を感じる数々の仕掛け

 

うちの子が通う小学校の気風でしょうか、それとも最近の小学校はどこもこんな感じなのでしょうか。

 

オーディエンスである保護者を喜ばせよう!

 

そういうサービス精神を終始感じました。

 

プログラムのネーミングが予測不可能で面白い!

 

徒競走とか、リレーだけ書くプログラムは時代遅れです。

 

最近の運動会はこうです。

全全全全力疾走!! 6年生徒競走

某小学校運動会プログラムより

 

これは…!!明らかに大ヒット映画「君の名は」の主題歌RADWIMPSの「前前前世」を意識してるよね!

 

さり気にトレンド取り入れてる!

 

ではこれは何だと思います?

PON PON  ☆ ポポポン

某小学校運動会プログラムより

 

トチ狂ったわけでもありませんよ!

 

「PON PON  ☆ ポポポン」?

なんだこのお花畑感!

 

きゃりーぱみゅぱみゅ意識してるかな!?

 

これ長男が実施した種目ですがなんだと思います?

 

正解は玉入れです!

 

玉入れってちゃんとプログラムの横に書いてるけど、それ以上のタイトルをわざわざつけるサービス精神!

 

 

謎の玉入れダンス「チェッコリ」!

運動会 玉入れ

 

先ほどの「PON PON  ☆ ポポポン」の玉入れですが、なぜか玉入れに入る前に、急にダンスが始まりました。

 

調べたらこの演出方法を実施している学校も多いようですね。

 

「チェッチェッコリ、チェッコリー♪」みたいな歌詞の歌に合わせてお尻ふりふりダンスを披露するんです。

 

これが何ともまぁ!かわいいのです^^

可愛いなぁー。

 

うちの子の学校ではありませんが、同様の映像がありました。

 

 

まさにこれです!

 

この映像の中の人も呟いてますが、普通に玉入れかと思いきや、いきなりダンスが始まるので驚き!

 

なんだこりゃー、可愛いやないかー!

 

 

で、ひとしきりダンスした後おもむろに玉入れ開始!

 

 

いきなり始まった、切り替えはや!

 

で、またダンス♪

 

この歌頭から離れない、二酸化マンガンに聞こえる~

 

正しくは「リサンサ マンガン」。ガーナの民謡だそうです。

 

ただの玉入れだけで終わらせない!そういう意図を感じました。

 

 

明らか盛すぎのナレーションが神

 

長男の60M走。燃えました!結果は一応1番!(同着の子と写真判定が必要なほど微妙でしたが…。)

 

が、それ以上に面白かったのはナレーション!

 

「風のように速い」

 

「ボルトよりも速い、疾走しています!」

 

など明らか盛気味傾向のナレーション

 

おもろい!

 

 

「ボルトよりも速いって…盛りすぎやん!」とは姪っ子(中2)のつぶやきですが、そう言いながらもニンマリ。

 

ただ子どもの一生懸命の姿を見れるだけでも親は楽しいのに、ちょっと小ネタを挟んでくれてみんな明らかに笑ってました。

 

 

 

笑いだけではありません。

 

1年生はきゃりーぱみゅぱみゅの「Crazy Party Night」のダンスを披露してくれました。

 

 

その前の入場ナレーションはこうです。

 

「緊張気味の1年生のお友達が可愛いモンスターになって、ちょっぴり季節を先取りハローウィンの世界をお届けします。」

 

 

要旨をとらえて上手い、普通にいいナレーションやん。

 

お決まりのテンプレから脱した、気の利いたナレーションがいい!

 

 

BGMが今風でイケてる

 

天国と地獄

 

 

剣の舞

 

因みにこの方どなたか知らないけど、自宅でマリンバってすごいし、うまい!

 

 

いかにもな古典クラシックもいいんですがね、今日の運動会はナウでヤングななかなかいい選曲だなと思いました。

 

「Dreamland」 BENNIE K

懐かしい!コーラ飲みたくなる!

 

「We will rock you」 Queen

ロックの古典!マスターピース!テンション上がる!

 

「ロッキーのテーマ」

闘争心に火が付くね!

 

「ヘビーローテーション」AKB48

国民的大ヒットソング!AKBに疎い私でも知ってる!

 

などなどかなりノリが良い感じ!

私が分かる=若干古めの選曲なあたり、先生のチョイスかもしれませんね^^;

 

気分をあげつつキャッチーなメロディの選曲が多く、楽しめました!

 


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子どもの一生懸命=ほんまもんの感動に涙

運動会 走る

 

子どもの一生懸命な姿って心を打たれます。

 

だってそこには「打算」という文字がないので。本気で一生懸命なんです。

 

家ではクソ生意気な言葉遣いが目立ってきた長男ですが、かわいらしいダンスを全力で踊る姿、全速力で走る姿にはぐっとくるものがありました。

 

5年生のソーラン節、6年生の組体操は圧巻で自然と涙。

 

 

か、感動!!

 

気迫と情熱と勢い、躍動感がひしひしと伝わってきて大盛り上がりでした。

 

長男も

ソーラン節と組体操かっこよかった。俺も大きくなったらあれやりたい!

 

本気の演技には本気のリアクションが返ってくるんです。

 

感動ポルノなんて言葉が取りざたされた昨今、何に感動するかは人それぞれですが、用意されたものじゃない、打算のないひたむきさが本当の感動だなと私は思いました。

 

リレーの勝敗で一喜一憂する姿、負けて悔し泣きする姿、全部が真っすぐで可愛い。

 

本気の頑張りだからこそ、本気で心が揺さぶられる!を実感。

 

 

野外でのお弁当に開放感、家族の絆を感じる

運動会 弁当

 

私の自作のお弁当!

 

 

嘘ですフリー素材です。ごめんなさい。

 

お昼休みのランチタイムも運動会の醍醐味ですね。

 

家庭事情が様々であることからうちの子の学校も子どもは教室で、親たちは別でというスタイルでしたが、外で食べるお弁当は本当にいつも以上に美味しく感じる!

 

砂埃が舞っても美味しく感じる!

 

ご近所さん同士でおしゃべりしながら食べるのもまた一興。

 

旦那の家族はいい意味でドライなのですが、今日は義母や義弟姪っ子たちが総出で応援しにきてくれて、一緒に盛り上げる感じも熱くて家族の絆を感じられて嬉しかった^^

 

また夫は基本多くを語らない人なのですが、PTA競技ではオリンピック選手と見まごうかのごとく観客席に手を振り、自発的にチームを盛り上げようと大張り切りでした。

どうしたんだろう…。

 

運動会にはそんな彼をも熱狂させる何かがあったのでしょう。

 

どうでもいいけど暑さ対策で巻いていたタオルがなんかビッグダディみたいでした。

danna

 

 

張り切ってくれるのは嬉しいのですが、運動会で目立つと、どうも時期PTA会長候補に推薦されるという噂があるんです。だからあまり目立たぬように!と釘をさしておいたのですが、忘れていたらしい。

 

 

動きがよくて、自営業のパパさんは狙われるらしいのです。

 

とまぁ色々ありましたが、笑いあり感動ありの1日でした!

 

 

まとめ:運動会はエンターテインメント!

 

 

興奮余ってこんなつぶやきをしましたが、そういうこと!

 

  • サービス精神があふれてて
  • 子どもの本気が見られて
  • 野外でのお弁当が楽しめて
  • 家族やご近所さんとの絆が感じられる

 

運動会って身近で最高のエンターテインメントだと思うのです!

 

そう思えば運動会ってもっと違って見えません?

 

弁当作るのが面倒だから…

嫁が場所取りしろと言うから…

家族サービスしなあかんから…

義務感で何か行かないとって思ってる人も少なからずいると思う。

 

USJとかディズニーランドとか与えてもらうエンターテインメントもいいんだけど、目の前にある当たり前を義務感で終わらせず、きちんと向き合ってみれば実はすんごい楽しいかもしれない!

 

運動会、熱いけど無料で最高のエンターテインメントショーを見に行く感覚!そう視点を変えればまた違った楽しみ方ができるかもしれませんよ。

 

 

せっかくなんだから、楽しんだもん勝ちやん!

 

ただね、運動会って暑いですよね。

そう。暑いし、暑いし、それから暑いよね。

私もそれだけが辛かったです。熱中症で倒れている方もいらっしゃいました。これから運動会の方は暑さ対策にはくれぐれもお気を付けください。

 

だけどそれ以上に感動していいもの見せてもらって満足感120パーセント。ありがとうH小学校!

 

 

おしまい

 


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ABOUTこの記事をかいた人

浜田 綾

ライター/コピーライター/エッセイスト 1981年生まれ 大阪府高槻市在住 企業で10年間ビジネス文書の作成に携わる。 同年7月電子書籍「ペコのプチエッセイ」を出版。 編集者、コピーライターとして活動の幅を拡大中。 幻冬舎・箕輪厚介氏主催の箕輪編集室にて「嫌われ者たちのリレー式コンテンツ会議」の編集リーダーを務める。2017年6月に「コトバノ」という屋号でフリーランスとして開業。