世間的には11月22日が「いい夫婦」ということで入籍、結婚記念日とされるカップルが多いようですね。
我が家も8年前それにあやかろうとしたけど仕事の休みの都合がつかず、その日付近でお互い休みだったからというだけの理由で何の縁もゆかりもない11月25日に入籍しました。(はい、計画性のない夫婦です。)
結婚式を挙げたのは1月なので二人の中で結婚記念日はそっちだと認識していますが、一応入籍した日も記念日なのでささやかながら軽くお祝いします。
というわけで今日は「私がこの人と結婚してよかった」そう感じた瞬間の話です。
目次
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結婚してよかった最大のポイントは○○が同じだから!
主人は私より6歳年上で、性格はよく言えば大らかで器の大きい人、悪く言えば大雑把なB型男子。
私はよく言えば繊細で、悪く言えば神経質な性格なA型女子なので、血液型は関係ないかもしれないけど、性格は全く似ていないんですよ。
だけど人に対して気を遣うポイントが似ているので一緒にいて楽だなぁと感じます。
気の遣いどころが合わなかった昔の彼氏
気が利かない人!?
話は変わりますが、私が大学1回生の時にお付き合いしていた彼氏がいました。(旦那さんではありません)
私がバイトしていた喫茶店の常連さんで、私に好意を持ってくれているということをマスター経由で知り、それでなんとなく付き合う…という流れになりました。彼は悪い人ではなかったけど、気の遣いどころが私とは全然合わない人でした。
彼が店に来ると座るのは決まって4人掛けのテーブル席でふんぞり返ってスポーツ新聞を読んでいました。しかも居座る時間が長い(平均3時間くらい)。
お客さんとしてきているんだし、どこに座ろうが何時間いようが彼の自由。混んでなければそれでもいいと思うのですよ。
だけど彼の場合、店が混雑してきて団体客が来たとして平気な顔して4人掛けの席に座ってるんです。
で、私が「ごめんやけど、お店混んでるしカウンターに移動してもらえる?」と言って初めて移動する。withめっちゃ不服そうな顔で!!
最初のうちはただの気が利かない人なのかなと思っていましたが、彼の場合どんなに混雑していても毎回私に言われるまで絶対に席を移動しないんです。
この時点で「なんかこの人違うなぁ」と思っていたある日決定的なことがありました。
ある日の出来事
その日も彼は4人掛け席に座る
↓
店が混む
↓
彼は微動だにしない
相変わらずそんな感じだったので、私がお願いしに行かねば…と思っていたけどほかのお客さんの会計など忙しくて言いにいけませんでした。で、お店のマスターが彼に席を移動するように頼んでくれました。
相変わらず不機嫌そうな顔で移動する彼…この時点ではぁ~~~┐(´д`)┌?なんですがね。
この日は喫茶店を経営しているオーナーさんも来てました。マスターもオーナーさんも私たちカップルのことを知っていたし、可愛がってくれていて何度か高級料理をごちそうにもなった仲です。
オーナーさんが彼に言いました
「今日はカウンターでごめんね~」
すると彼なんて言ったと思います?
「なんかこんな狭いところに追いやられましたわ~」ですって!
冗談ぽくでもなく、普通に不機嫌な顔でです。
え~~~~~、信じられない!!
一人で来てるんだし、
お店が混雑してるんだし、
もう既に食事は終わって2時間は経過してるし、
マスターにもオーナーさんにもお世話になってるし、
彼女である私がバイトしている立場を考えればその発言はないやろ!
信じられませんでした。
それがきっかけで…というわけではないのですが、何かと彼とは価値観が合わず数か月でお別れしてしまいました。
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この人と結婚してよかった!を感じた瞬間
ある日の出来事
それから月日が流れ、20の時に旦那と出会いいろいろありながらもお付き合いを続け27歳のときに結婚しました。
結婚した翌年には長男が生まれ幸せな日々を過ごしていました。
あれは確か彼が4歳くらいだったかと思います。USJだったかIKEAだったか忘れたけど、その日私たちは南港エリアに車で出かける途中でした。
もちろん出発前にトイレは済ませたし、車中での水分補給も最低限にしていたのにもかかわらず、車中で長男が言いました。
オムツならそのままでもよかったのですが、トレイトレーニングも終わっていたのでそうはいきません。目的地までもう少しならば我慢してもらおうと思ったのですが、運転している旦那いわく「あと20分はかかる」とのこと
ならばコンビニかどこかでトイレを借りれれば…しかしその時走行していたのは大阪市内のど真中。4、5車線は当たり前で駐車場のあるコンビニなんて当然ありません。
困りました…
どうする私…
私たちの出した結論は駐車場のないコンビニの前に車を一時的に停止させてもらい速やかに用を足すことでした。
車を空けるわけにはいかないので、旦那が車内に残り、私と長男でコンビニに入り、店員さんの了承を得てトイレに入りました。
一時的とはいえお店の前に車を停止してトイレだけ借りるなんて何だか申し訳ないなぁ…と思い私と旦那用にコーヒー、長男のためにミニッツメイドのアップルを買っていきました。
車に戻ると、旦那も急にトイレに行きたくなったらしく急いで店内へ…私と長男が今度は車内で待ちました。
用を済ませ帰ってきた旦那の手にはレジ袋が…
と言い袋の中に入っていたのは…
私が買ったのとまったく同じメーカーのコーヒー×2、ミニッツメイドのアップル!!
急いでいたし、まさかあのあと彼もトイレに行くと思わなかったので、飲み物を先に買ったことは特に報告しなかったんです。
くすっと笑いながら見つめあう私たち。↓イメージこんな感じ^^;
でも実はこの時心の内側からじわ~ってあたたかくなってくる何かを感じました。
そうそう、こういうことなんだよ!
ありがとうって感謝する気持ち、申し訳ないと思う気持ち、そのポイントが一緒だから私は彼と一緒にいるといつも心地いいんだ!
それがわかってストンと腑に落ちました。
「あぁ私この人と結婚してよかった!」
ちょっとしたことだけど、心の底から感じた小さな出来事でした。
もしも喫茶店のくだりで登場した彼と結婚していたら…申し訳ないの気持ちのかけらもなくコンビニのトイレを借りていただろうし、そもそも急にトイレと言い出した子供に対して理不尽な怒りをぶつけていたけもしれません…想像の話なので何とも言えませんが…
まとめ
結婚する前に母に言われたことは、
「結婚生活はいい時ばかりじゃない、悪い時も絶対にあるよ。そんなときでも変わらずに一緒にいたいって思える人と結婚しなさい。」
ということ。
私たちはまだ結婚して8年だけど、小さいながらも山もあり谷もありました。これからもっと幸せなこともあるだろうけど、そうじゃないこともたくさんあるかもしれません。
だけど「相手を思いやる気持ち」や「相手への気遣い」が同じベクトルを向いている私たちならばきっとこれからもなんとかやっていけるのでは?と思っています。
そんな訳で今日で入籍して8年になります。
旦那さまへ
口うるさくて、頑固なのに、涙もろくビールばっかりのんでる嫁ですがいつも私の味方でいてくれてありがとう。こんな嫁ですがこれからもよろしくおねがいします。
おしまい
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