【11月20日】ぴょんぴょこ踊りながら帰って行きましたとさ 後編
※FBページのエッセイを転載※
恥ずかしがって周りの目を気にして、参観日での発表会にてオーバーなアクションを拒む長男に私が伝えられることは…。
それでもやるときは全力でやるべし!
全力だからこそ、それがかえってカッコいいんだということ!
恥ずかしいのはわかるけど、やるときはやろう。
一生懸命がんばる癖をつけよう。
中途半端は一番カッコ悪い。
その見本が今までの自分だからこそわかります。
私は中途半端にやる癖を大人になっても続けてしまった。
例えば中学生の時、英語の音読をみんなの前でするのに本当は上手に読めるけど、張り切って発音良く読むと恥ずかしいのでわざと棒読みでするという、あの心理です。
こういう時私は…、変に空気を読む子だったので張り切ってめっちゃ発音良く読むのは恥ずかしい。でも棒読みレベルの下手さだと思われるのも自分のプライドが許さない。よって下手と上手いの間を絶妙に演じ分ける変な器用さを持つ子どもでした。
この癖が今もなかなか変えられていない。
だけどねぇ「何かを極める」ということは、振り切れなあかんのですよ。
今痛烈に感じています。
長男が将来何になるか知りませんが、一つ一つの出来事に全力で頑張る姿勢を持つということはとっても大事でそういう癖をつけてほしいのです。
張り切りすぎて友達に笑われるとか、
かっこいい俺様がスキップなんて…
そういういう気持ちもわかるけど君はまだ小学1年生。
周りの目を気にするには早すぎやしないか。
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私「お友達に笑われるのが嫌なん?」
長男「うーん、それもあるし、だってみんな立ってやってるだけで誰もスキップとか跳ねたりしてない。」
私「それは糸車を回すとか目をくるくるまわすとか、台詞の動きが小さいからそうなるんやろ?」
私「ぴょんぴょこ踊るんやで?”ぴょんぴょこ”ってことはすっごく軽やかに、それで且つ踊るんやで?スキップしてもママはいいと思うよ。」
長男「うーん。」
煮え切らない男です。恥の意識が強いのでしょう。
強要するのは嫌いなので最後にこう言っておきました。
「決めるのは○○だから自分で考えたらいいよ。困ったらまたママに聞いて。スキップはしてもしなくてもいいし、○○が一生懸命考えた動きだったら何でもかっこいいと思うよ。」と。
だけど…やっぱり最後に言ってしまった。
彼が大好きな仮面ライダー電王のセリフを引用して、
「ママはモモタロスみたいに最初から最後までクライマックスな○○君が見たいわ!」と。
ぎゅーーーっとハグもおまけしておいた!
新しい何かに挑戦する時、小さな勇気を後押しして励ましてあげるということ。この件に関して母親としてできることはやり尽くしました。
(と思う。大げさ。)
あとは彼が決めるでしょう。
スキップはしないかもしれません。それならそれでいいんです。
彼が私を頼って何か相談してくれるうちは、私は結局同じことを繰り返し言うでしょう。
頑張れ長男、ぴょんぴょこ跳ねろ!
一生懸命やるときは本気でやれ!
このメッセージが彼にどう伝わっているのか、今から参観日が楽しみでなりません。
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