やっと一番になれた!幼稚園最後の運動会で感動の嵐!

こんばんは~、はらぺこままです!

ここ数週間は学校や幼稚園の運動会ラッシュだったようですね。
我が家の長男にいにもこの土曜日に幼稚園最後の運動会がありました!

勝負にこだわる男にいに

にいにはかなりの負けず嫌い!

世の6歳児がどんな感じかは分かりませんが、周りのお友達やそのお母さん、幼稚園の先生の話を聞く限りにいにはかなりの負けず嫌いだと思います。

とにかく勝ちにこだわるあまり負けるとショックからなかなか立ち直れない性格なのです。

にいには4月生まれなので体も大きく、何でも割と器用にこなすタイプなので、幼稚園の今であれば例えば早生まれのお友達に比べれば出来ることや勝てることが多いので、「自分は強い、勝てるんだ」みたいな思いこみがあるようです。

では彼がこれまで幼稚園での勝負事で勝ってこれたかというと…

年中の運動会徒競争は8人中2位チームは4チーム中3位
年中駒回し大会26人クラスの中で4位
年長のクラスマッチは個人戦ではないけど5クラス中3位毎回1位になれていませんでした。

表彰台

勝つ経験が必要

年中の時の担任の先生が「○○くんは、練習の時は1番になることも結構あったけど本番が近付くとすごく緊張するみたいで『勝てない気がしてきた』と言っていました」と教えてくれた事があるのですが、にいにはどうやら本番に弱いのです…

私としては、どれも一生懸命頑張った結果なのだから、にいにのがんばりをその都度褒めましたが、彼はいつも1番になれなかったことに満足しておらず毎回悔しくて泣いて帰って来てました。

私は「1番になりなさい」とか言った覚えは1度もないし、むしろ勝つことのみに執着しているように見える彼には「勝つことも大切だけど、そのために一生懸命がんばることがもっと大事なんだよ」という風に教えてきました。

年中の時駒回し大会で負けた時のにいにの落ち込みぶりが特にひどくて、彼に結果より過程が大事だといっても理解してない様子だったので、担任の先生とも話しをしたのですが「小さくてもいいから自分が勝ちたいと思う舞台で勝つ経験を味わうことが一番なのかもしれませんね。年中さんの間ではそれが経験させてあげられなくて残念です」って言われました。

そう、勝つ経験をすることで、自分はできるという気持ちが強くなり自信になるのでしょう。
勝たないと気持ちは強くならないのかもしれません。

 


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目標はチームの優勝とリレーで1番になる!

そんなにいにが幼稚園年長つまり最後の運動会で掲げた目標は、自分のチームの優勝と年長さんはチーム対抗リレーがあるのでそのリレーで1位になることだと教えてくれました。

にいには飛びぬけてって訳ではないけど、どちらかと言えば走るの速いのでリレーには特に思い入れが強いみたいで、ここ数日は家の前の道路でも公園でもひたすら走って練習していたし、お友達が遊びに来た時もいつもならヒーローごっことかしてるのに、みんなでリレーごっこ?するほど練習していました。

一生懸命頑張る姿は感心するしほほえましいのですが、そう感じれば感じるほど

「こんなに一生懸命なのにもしも本番でこけてしまったら…この子はどうなってしまうのだろう、立ち直れないほどのショックを受けてしまうのでは?」という勝手な心配をしてしましました。

運動会当日、運命のリレー

うちの幼稚園では年長さんのリレーはハイライトなので、例年通りプログラムの最後です。

4チームで競うチーム選の途中経過、リレー開始前時点では、にいのチームが2位、まだまだ逆転可能な順位です。

リレーの走る順番は全て子どもたちで何度も話し合って作戦を立てるのだそうです。
にいには20人中16番目に走ります。

そして運命のリレーが始まりました!

にいにのチームは…まさかの最下位。
あれっ?練習では彼のチームは調子が良くていつも1位か2位って言ってたのに…

ハラハラしてながら見守りますが、しばらく順位は変動せずむしろ差は開く一方…

あぁとてもじゃないけど1位にはなれそうにないかも…

そう思いながら応援していると…ちょうどにいにのチームの10番目に走った子がメチャクチャ速い!

かなり差が開いた4位だったのに、まさかの2人抜きで一気に2位まで浮上します!
もうチームの応援席は大盛り上がりです!

リレー

ここからにいにのチームの快進撃が続きます。
11番~13番目の子たちが頑張って1位になり、15番目の子から2位に少し差をつけてバトンをにいにが受け取ります!

「おぉっ!これはいける!」という気持ちと「お願いだからこけませんように!」という不安な気持ちが入り混じります。
私は「○○がんばれ~~~」めちゃめちゃ大声で叫びました!(あとから動画を見たら自分の声が大きすぎてちょっと恥ずかしい位…)

にいには…

猛ダッシュ!速い速い速~~~い!!!2位との差をどんどん広げ、トラック半周以上の差をつけてゴール!17番目の子にバトンを渡しました。

もうね、私この時点で「うぁ~~~、○○すごい!めっちゃがんばった!やったぁ~~~」って言いながら泣いていました!(これも動画に入っていて今見ると恥ずかしい)


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そう、にいにのチームは後半に足の速い子を集中して固めるという作戦だったようです。

が、他のチームも考えることは同じようで、18番目位から少しずつ2位との差が縮まり、アンカーはにいにのチームの子も早かったけど、2位のチームの子が、もうとんでもなく足の速い子で観客席からもどよめきが上がるほど速くて、最終的には抜かれてしまいにいにのチームのリレーは2位で終わりました。

だけど、運動会の総合結果ではこのリレーの点数が効いてにいにのチームが優勝しました!

リレーが終わって…

リレーが終わった後、にいにを思いっきり抱きしめました!

「○○やったね!速かったね、本当によく頑張ったね!」って言いながら私はまた泣いていました
ぱっと顔を見上げると、そこには偶然年中の時の担任の先生が!

「お母さん、○○くん早かったですね!1位でしたね!やりましたね!」って先生も涙を浮かべながら言ってくれました。

もうね…嬉しくて、嬉しくて…胸がいっぱいでした。
実はこの文章書きながらも、思い出し泣きしています^^;

勝つ経験により努力する大切さがわかったにいに

家に帰ってにいにが言いました。

「俺、年中の時運動会でも駒回し大会でも勝てなかったけど、リレーで1位になったし(彼が走った時点ではだけど…)チーム優勝もできたから今日は最高!一生懸命走る練習してよかった!」

この言葉を聞いてはっとしました!

勝つ経験を得たことで、努力することの大切さが身をもってわかったようです。
まぁそうだよね、勝った経験がない子どもに「努力しないと勝てないよ」って言うよりも1回でも勝つ経験をすることの方が分かりやすいですよね。

やっとにいには大きな舞台で勝つ経験を味わえたのです。

本当によく頑張ったね!おめでとう、にいに!

今回は勝てたけど、またこれから彼の先の長い人生、負けることもあるでしょう。
いや人生なんて思い通りに行かないことの連続で、負けることの方が多いのかもしれませんね。

だけど今回の経験が小さな彼の胸にいつまでも残り、彼の力の源になれば、今後苦しいことがあっても乗り越えられるかもしれません。
母としてこれからの彼の成長が楽しみです。

 

おしまい

 

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ABOUTこの記事をかいた人

浜田 綾

ライター/コピーライター/エッセイスト 1981年生まれ 大阪府高槻市在住 企業で10年間ビジネス文書の作成に携わる。 同年7月電子書籍「ペコのプチエッセイ」を出版。 編集者、コピーライターとして活動の幅を拡大中。 幻冬舎・箕輪厚介氏主催の箕輪編集室にて「嫌われ者たちのリレー式コンテンツ会議」の編集リーダーを務める。2017年6月に「コトバノ」という屋号でフリーランスとして開業。