【11月24日】女子の群れが嫌いな私が見つけたPTA処世術 後編

FBページのエッセイを転載※

 

女子の群れが嫌いな私がどうすればPTA活動をストレスフリーに乗り越えられるかという命題に向かってお話しを続けます。

前回は立候補の時期は早めの方がいいということを書きました。
次は役職です。

 

学校によりけりなのかもしれませんが、うちの子どもが通う学校には大きく分けて3つの役職があります。

1. 執行部  会社の役員のイメージ
2. 学年委員 会社の平社員のイメージ
3. 専門委員 フリーランスのイメージ

 

 


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1は中枢部、最も大変です。

執行部は誰もやりたがらないので、2,3の役職だと1役カウントですが、執行部は1年やれば2役つきます。
年子や兄弟の年齢の間隔が近い場合は1年間みっちりやってしまうという手もあります。

私は執行部は申し訳ないけど、はなから考えませんでした。

執行部を会社の役員に例えましたが、会社役員は責任が大きい代わりに報酬も大きいはずです。
だけどうちの学校のPTA執行部は2役どころじゃ絶対に割に合ってないんです。

ワーキングマザーが多い今の時代に、この役職を易々と引き受けてくれるボランティア精神にあふれたゆとりある人はそういないでしょう。

またいつか書きますが執行部や会長が例年決まらないから、それを決めるためだけの謎の役職「指名委員」という存在まであるくらいのです。
2は学年での茶話会(保護者だけのお茶会)やイベントを仕切る役。当然同じ学年のママと活動します。

学年委員は私のキャラ的にNGです。同学年のママ友こそめんどくさい傾向が高い集合体はありませんからね!

私も含めどんぐりの背比べの集団の中で比べたがり、強い人の意見に右へ倣えの傾向が強く、おかしいなと感じても反論しづらい。

ぶっちゃけ私個人は反論の結果トラブったとしてもいいですよ、めんどくさい人とずるずる付き合う方が疲れるし。
だけどそこに子どもが紐づくと話は別です。自分のトラブルで子どもに気まずい思いをさせるのは嫌です。

「気心知れている同じ学年のママと一緒の方がいいわ」っていう考えの人もいるでしょう。というかそっちの方が多いのかもしれない。
でも私は向いてないなと感じたので最初から避けました。

 


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3は文化や体育、交通等専門的な活動をする役。これは学校全体で動くイベントを仕切るので活動も異学年のママさんと活動するのです。
私が選んだのはこの専門委員でその中でも広報誌を作る役を引き受けました。

1,3,5年生のママ達で活動します。縦割りなのでみなさん別属性、異文化交流のようなものです。子育ての雑談一つとっても世代がバラバラなので面白い。

仮にめんどくさい人がいても普段顔をあわせる機会は少ないし、元々他人なので女子特有の群れる感じがなくてすごく楽です。さすがに最初はよそよそしかったけど、最近ではチームワークがよくなったなと感じます。

ですから私のような性格の方は「同属性の集まり」ではなく「縦割り組織」の役職につくことを強くつよぉーーーくおススメします。

 

 

処世術とは自分の周りの環境を良くするための術だと思っています。

私がPTAをストレスフリーで活動できているのは、自分とPTAの特性を分析してどこへ行けば苦しくないかを先に考えたからです。PTAに限らずめんどくさーいママ友関係も自分のことが分かっていて、相手を分析すればぐっと楽になるはず。

利己的だと感じる方もいるかもしれませんが、自分が幸せで満たされることが他人に優しくできる一番の方法だと思うので、そこは貪欲に追及します。

 

あなたの今日がほんの少しストレスフリーに近づくことを…

あ、間違えた。これは別のお仕事でのフレーズですね。長くなってしまいましたが、PTA処世術はこれにておしまいです。いつかどこかでお役に立てればいいなぁ。

 

おしまい

FBページにてこのようなエッセイを書いています。はらぺこかぞくのFBページに「いいね」をいただければ更新情報が届きます。よろしければどうぞ^^


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ABOUTこの記事をかいた人

浜田 綾

ライター/コピーライター/エッセイスト 1981年生まれ 大阪府高槻市在住 企業で10年間ビジネス文書の作成に携わる。 同年7月電子書籍「ペコのプチエッセイ」を出版。 編集者、コピーライターとして活動の幅を拡大中。 幻冬舎・箕輪厚介氏主催の箕輪編集室にて「嫌われ者たちのリレー式コンテンツ会議」の編集リーダーを務める。2017年6月に「コトバノ」という屋号でフリーランスとして開業。